第一話 私に売れない家はありません!三軒家万智 登場

2013年9月17日、2020年のオリンピック開催地が東京に決定。この時から不動産業界は活気づいていく—というナレーションで物語がスタート。

場所は中堅不動産会社テーコー不動産へ。
続々と帰社してくる個性豊かな営業マンたち。
個人ロッカーの中にブランド物の時計とネクタイを揃える若手エース足立聡(千葉雄大)。
「今日はエルメス好きのお客様だったので、ネクタイはエルメスにしてみました」(千葉)「みんながお前みたいだったらいいのにな~」と嘆く営業課長の屋代大(仲村トオル)は、千葉以外が戦力にならないことに頭を悩ませていた。

明日、目黒営業所の売り上げを2倍にしたという、すっごい美人と噂のやり手営業チーフ・三軒家万智(北川景子)が異動してくる話題に。

一方、三軒家万智はどこかのマンションを下見している様子。

そして翌日、誰よりも朝早くにオフィスに出勤していた三軒家万智。
朝の挨拶の場で屋代が紹介しようとするも拒否。すでに全員の名前と営業成績を発表。
さらに販売が難しく、部を挙げて取り組もうという目白の1LDK物件に関しても
「その家は、私が売ります。私に売れない家はありません!」と宣言した。

三軒家は、今月も先月も、先々月も営業成績0という白洲美加(イモトアヤコ)に対し、
「家の鍵を出す!早く」と白州に鍵を提出させ没収。
「お客様のアポイントをとるまで、あなたは家に帰れません!」と伝え、物件の看板を体に貼り付け、サンドイッチマンのような格好で新宿駅前に向かわせる。

一方、熱意はあるが成績に結びついてない若手営業マン・庭野聖司(工藤阿須加)は、医者夫婦の土方が希望する条件に悩まされていた。
土方弥生(りょう)の希望は
・(勤め先の)病院近くの一戸建て
・3LDK
・リビングイン階段
・アイランドキッチン

三軒家は庭野の内見に同行。
土方弥生は、病院から遠いことに不満を言いつつも新築の物件を内見。
気に入った様子を見せるも「リビングイン階段がないわ」と納得せず。
庭野がそんな物件はないと伝えるも、条件を曲げる気はない様子。

弥生を病院まで送る車の中で、三軒家は弥生に
「リビングとはなんでしょう。例えリビングイン階段があったとして、誰もいないリビングを通るお子さんにとっては、それは寂しいものではないでしょうか」と問う。
あの物件をそんなに売りたいの?という弥生の問いに、三軒家は今回の物件は向いてないと答える。

さらに、庭野の別の客の内見に同行。
実はすでに5回も内見して、気に入っているのになかなか購入の意思を見せない夫妻に対しては即決しようとしているサクラの客を用意。
さらに別の客には内見している部屋の欠点を連ね、それを客が否定することで購入に向かわせるなどの手腕を見せつけた。

会社に戻った三軒家に対し、屋代は白州にしている行為はパワハラだと注意。
しかし、三軒家は意にも介さず「パワハラが人を育てることもあるんです」と反論。
今度は白州をイスにガムテープでグルグル巻きにし、顧客リストへ電話を掛けろと要求し、
「家を売りに行ってきます!」と、また営業に出ていく。

三軒家の向かった先は、土方弥生の病院。内見の時、弥生に掛かってきた電話で子供がひとりで留守番をしなくてはならない状況を把握している三軒家は、
お子さんの面倒は見ます。朝も迎えに上がります。だから私がお勧めする物件を一度見てほしいと嘆願。庭野を子守りに土方夫妻の家に行き、部屋を細かくチェック。
最近亡くなったというおばあちゃんとびわの木を描いた子供の絵に着目。
さらに庭のびわの木に何度も落ちては登り、何かを取ろうとしていた。

翌朝、三軒家は朝食を用意し、子供に新しいお家を見に行きましょうと伝える。
しかし子供は
「ぼく、おばあちゃんとここで暮らす。おばあちゃんは死んでないもん。おばあちゃんとずっとこの家で暮らしていくんだ」と拒否する。

三軒家は嫌がる子供の手を引き、新生児室の前へ立つ。
「この子たちは生まれた時から、死に向かって生きていく。人はいつか死ぬ。そのことから誰も逃げられません。(中略)泣いたって、死んだ人は帰ってきませんよ。おばあちゃんはあなたが元気に生きていくことを望んで亡くなったと思います」と伝えた。

そして、三軒家が土方夫婦を案内した物件は、駅から遠く、坂がきつく、1LDKなのに無駄にリビングが広いとクセのある販売困難と思われていたあの目白のマンション物件。
三軒家は家具も入れ、理想的な室内を再現しつつ、子供の絵や庭のびわの木を挿し木にした植木鉢を用意。皆が集まれる空間であり、土方夫婦に合っている物件はこれですと勧め、遂に土方夫妻も購入を決めた。

場面は変わり、再びサンドイッチマンとして送り出された白州が休憩しているカフェ。
その物件、すぐに見れますか?と男性(マイケル富岡)に声をかけられ、初の内見アポイントに成功。大喜びで社に戻り報告すると、三軒家から家の鍵を返されつつ喜ぶのはまだ早いと窘められる。しかし、約束の時間になっても、夜になっても男性は表れず。

土方弥生の病院に、契約書を受け取りに表れた三軒家。弥生は
「人に家を売るって、人生を背負っているようなものじゃない?」と話す。
しかし三軒家は「お金のために家を売ってるだけです」と淡々と立ち去る。

短期間で成果を出している三軒家に、職場の人からはどんな家に住んでるのか・・・など話題が尽きない。そんな時、庭野は帰宅する三軒家を発見。後をつけると大豪邸へ入っていく姿に驚くが、実はその家は、一家8人が惨殺された事故物件だった。オフィスに戻って調べていた庭野に、三軒家は「何してるの?」と声をかけた。

で第一話終了。